第11回目・FIBA ワールドカップ 2019 アジア地区1次予選

第11回目。

来週の木曜日、2018年2月22日にFIBA ワールドカップ 2019 アジア地区1次予選のチャイニーズ・タイペイ戦がある。

現在、日本代表は1次予選をフィリピンとオーストラリアと戦って2戦2敗。昨年11月24日にフィリピンをホーム駒沢体育館に迎えた初戦は、71-77で敗戦。4,000人ほどの体育館が満員で、チケットは完売。バスケットボールの日本代表戦で、ホーム感のある試合を初めて見て嬉しく思った。

フィリピンとは、リオ五輪アジア予選の準決勝で対戦しており、この時も比江島慎田臥勇太の活躍があったが負けている。フィリピンは、カストロと言われているPG、ジェイソン・ウィリアムが中心選手で、日本は、この選手を止めることが出来ない。今回の初戦も勝負所で、そのカストロにスリーやアシストを決められ、負けている。感じたのは、1クォーターの気負いが強すぎてシュートがことごとく入らなかった事が、日本の印象を表しているということだ。日本代表は、一人ひとりを見るとフィリピン代表よりもセンスを感じるし、上手い。でも、勝負となるとフィリピンに負け続けている。それは、フィリピン戦で普段通りのプレーが出来ていないためだ。フィリピンは、勝負所を理解しているというか、それが当たり前の環境でバスケットをやっていると感じる。日本は逆に、勝負所を過度に意識すると空回りをする傾向もある。出来れば、1ランク下のチームとやる時に感じる精神的余裕のようなものを持ってプレーしてほしいと思う。個々の質で言うと、日本の方が上と感じられる部分も多く、余計にそう感じる。オーストラリア戦を観戦して感じたのは、フィリピンよりも明らかに強く、精神論で勝てる相手ではない。しかし、フィリピンは、本来の日本の実力が出せれば、勝てる相手だと感じる。予選はホーム&アウェー方式なのでフィリピンのホームで、2月25日に2戦目がある。フィリピンはバスケットボール大国で人気があり、数万人の会場が満員になるらしいので、アウェーの雰囲気は凄いものがあると思う。確かに狡猾で手ごわい相手ではあるが、実力的に差は無い、むしろ日本の方が上だと感じるので、今度は勝ってほしいと思う。

2月22日に対戦するチャイニーズ・タイペイは、黒人の帰化選手であるクインシー・デイビスの存在が大きいチームだ。チームの印象としてバスケは上手く、合わせのプレーも巧みではある。しかし、日本はFIBA アジアカップ 2017で87-49と圧勝している。この時は、マンツーマンディフェンスで主導権を握り、ボールをよく動かすターンオーバーの無い攻めで攻略できている。ただ、クインシー・デイビスはいなかった。2017年の東アジア選手権では、クインシー・デイビスに29点17リバウンドを取られ、日本は負けている。こんどの試合では、デイビスは間違いなく出場してくるであろうから、この対策が重要になる。ワールドカップに出場するためには、なんとしても、このチャイニーズ・タイペイに勝たなければならない。

今度のチャイニーズ・タイペイ戦は横浜国際プールで開催され、チケットも完売し4,000人ほどの会場が満員になる。ただ、初戦のフィリピン戦の時よりも完売まで時間がかかっている。やはり勝たないと、注目度は上がらないし、今後の日本のバスケの成長の為にも、なんとしても勝利を手に入れたい一戦だ。Bリーグによる選手層の底上げにも期待し、けが人やアメリカで活躍する選手を呼べない状況などがあっても、勝てるところを見せてほしいと思う。