第16回目・FIBA U17 ワールドカップ 2018 アジア地区予選(U16 アジア選手権) vsフィリピン

第16回目。

これに勝てばU17 ワールドカップ出場が決まる試合。相手はグループ2位通過のフィリピン。結果は、2点差で負け。残念。日本の身長は、私の高校の時のチームと同じくらいなので、よくやったとも言えるが、背が低くても勝てるところを見たかったし、出来るチームだっただけに残念。

フィリピンの216センチのセンターが大きく、ディフェンスする日本の190センチの選手が、物凄く小さく見える。ジャンプせずにシュートを何本も決められ、リバウンドを取られ、結果的には28点21リバウンドを献上。横地聖真も何度か綺麗に抜いてリングの高さでレイアップにいくも、ブロックされていた。後、180センチの10番の選手がやっかいだった。これぞフィリピンというタイプの選手で、日本的に言うとヘタウマな選手。ねちっこくドライブを仕掛けてきて、体を一度当ててからファールならシュート、笛がならないとキックアウトといういやらしいプレーをしてくる。これはフル代表のフィリピンでもお家芸と言えるプレーで、普段から上手にプレーするよりも、最終的に勝つためのバスケをプロリーグを筆頭に積み重ねてきた歴史が、あのプレーを生み出してるのは容易に想像できる。まだ日本に、その狡猾なプレーが反射的に出る事は無い。

日本はディフェンスをハーフのマンツー、ゾーン、フルコートのマンツー、ゾーンなど様々な形を取って勝利への糸口を掴もうとしたが逃げ切られた。この試合は、日本の選手全般に躍動感が無く、重たい雰囲気だった。最後に田中力がディフェンス・オフェンス共に精力的に動いて、終盤には4本のスリーを沈めたあたりはさすがだと感じた。ただ、一方で自分のリズム中心で攻めるので、単調になるきらいがある。それでも、あの強気さが魅力であり、これから駆け引きを学ぶ為にも負けたこの試合が良い経験になると思う。ワールドカップに出場できないのは残念だけど、この試合から学んだことを、これからに活かしてほしいと思う。田中力は日本の高校に進学しない、と月刊バスケットボールには書いてあるので、海外で良い経験が積めるよう努力してほしい。

他の試合も接戦で、上位8チームは拮抗していると言える。U17 ワールドカップの出場を決めたのは、ニュージーランド、オーストラリア、フィリピン、中国になる。