第37回目・2018年 雑感

第37回目。

2018年をバスケットボール的に振り返ると、このおぼえがきを1年半前から書きだして良かったと思える、書き始めたタイミングとして最適だったのではないだろうかと思える、ターニングポイントとなる一年だったと思う。

このブログを書き始めた1年半前は、Bリーグが開幕して1年が経過し、今までバスケットとの距離が気持ち的に少しあったのが、ぐっと縮まったと感じた時であった。

バスケを好きになる価値があると言うか、何か日本のバスケが変わって行くという期待感があった。

ただ、その時点で日本人で二人目のNBA選手が出るという事や、あのデューク大に土をつける日本人が現れる事や、現役NBA選手が2人もいるオーストラリアに日本代表が勝利する事などが予想できたかたというと全く無理な話だった。

Bリーグが開幕してからの日本代表の調子も悪くなく、良い雰囲気があり、親善試合やカップ戦のような大会でもそこそこ、今までよりも良い結果が出ていたので、期待感はあった。

でもワールドカップ予選が始まると、他国も本気度があがり、開幕4連敗と苦しい状態が続いた。接戦をものに出来ないもどかしい試合が続き、そんなに甘くないわな、と変わらない現状を現実として受け入れていた。ただ、振り返ると、あと少しのところまでレベルは上がっていたのだと思う。なんというか負け犬根性だけが払しょく出来ていない状態というか。それを払しょくしてくれたのが、八村塁、ニック・ファジーカス、渡邊雄太で、そのメンタリティが他の選手の本来の実力を発揮させる事に繋がっていく。

4連敗からの6連勝。日本という国の底力を感じる。体制が整い、それに呼応するように人材が出てくる。若い子のメンタリティも変化していっていると感じる。月バスなんかを読んでいても、全国レベルの若い子は、Bリーグを目指すという子が大半となり、中にはNBAを目指すという子も出てきている。今までは、言う事がはばかられる感があったが、険しいけど、今の延長線上にNBAがあると思っても良いという雰囲気が少し出てきた。しかも、この1年ぐらいで。

そういう事は、良い事だと思う。

留学生が、日本の高校から大学にかけて、たくさんやってきている。この事に関しては明確な回答が私の中で出せていないが、なんとなく感じている事はある。それは、日本のバスケの進化に繋がっているという事。今更、留学生がいないバスケットに戻っても、それは後退のような気がしている。色々な意見はあると思うが、高校生であの高さや強さを体験できる事のメリットはある。それと、異文化の選手と共に過ごす事の刺激や気づきが若い子にとって凄くあると思う。高校時代のクラブ仲間は一生の友だちになる。そこに他国から来た同世代の友だちが出来ることは教育的に大きな意味があると思える。

私自身も下手な指導で、子どもたちにバスケを教えているが、来てくれる子の人数が増えてきているのは、バスケという競技の面白さに助けられている部分が大きい。もう少し自信を持ってバスケを通してスポーツの楽しさや、何かに集中する気持ちや、コミュニケーションを図る大切さなんかを伝えられるようにしたい。